登記簿謄本(とうきぼとうほん)は、不動産に関する登記情報を証明する公式な文書で、法務局で管理されている登記簿に基づいて作成されます。これは、不動産の所有者や権利関係(抵当権、賃借権、地上権など)を確認するために使われます。登記簿謄本は、不動産の「公的な履歴書」とも言えるものです。
登記簿謄本には、以下のような情報が記載されています。
登記簿謄本は、法務局で取得できます。手続きは比較的簡単で、以下の方法で取得できます。
法務局のオンラインサービス(登記・供託オンライン申請システム)を使って、インターネット上で取得の請求を行うことが出来ます。交付方法は郵送か最寄りの法務局窓口での受け取りを選べます。※電磁的なデータで登記簿謄本を取得できるわけではありませんので注意。
法務局の窓口で、直接登記簿謄本を請求できます。自分が取得したい不動産の所在地を管轄する法務局に行き、手数料を支払って請求します。
郵送で登記簿謄本を請求することも可能です。法務局に請求書を送付し、手数料を支払うことで郵送で受け取ることができます。
登記簿謄本は、以下のような場面で必要になります。